子連れでゆふいんの森に乗って別府へ|7歳と2歳と泊まった杉乃井ホテル旅行記(鳥栖発)

ゆふいんの森の子ども車掌さん おでかけ・旅行

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「子どもを連れて、電車で温泉旅行なんてできるかな…」

7歳の娘と2歳の息子を連れて、長距離の電車旅。正直、出発前は親の体力が持つか心配でした(笑)
でも結果は——観光列車「ゆふいんの森」に乗って、別府温泉の杉乃井ホテルへーー大正解!!子どもたちにとっても、私にとっても忘れられない旅になりました。同じように「子連れ旅行、大丈夫かな」と迷っている方の参考になればうれしいです。

ゆふいんの森ってどんな列車?(鳥栖→別府)

なぜ観光列車を選んだのか。答えは、2才の息子のために図書館から借りてきた本の中にありました。
息子は乗り物と恐竜が好きで図書館からよく関連本を借りてきますが、本人が大人向けの「観光列車」というタイトルの本を持ってきてなぜか離さない。息子には別の本が良いのではと勧めるもその本が絶対いいと言ったので借りることに。
私自身、初めて「観光列車」というものがあることを知り、意外にも中距離で乗車時間も長過ぎない。息子本人はすでに観光列車に乗ってるつもりで本をめくる。その姿が可愛くて、いつもと違う家族旅行をしてみようねとなり、気軽に週末に乗ることになりました。

「ゆふいんの森」は、緑の車体がかわいい人気の観光列車。ハイデッカー構造の車窓や木の温もりが特徴で、電車とは違ったディーゼルカー(気動車)ならではの音も楽しめます。
私たちは鳥栖から乗って、別府まで向かいました。木のぬくもりのある車内は、乗っているだけで旅気分が高まります。

まず乗車駅を鳥栖駅にした理由ですが、博多駅で息子を探したくなかったから(笑)どんなに人が多くても、とにかく走ってどこにでも行ってしまう息子との旅は体力勝負!!調べると鳥栖駅は駐車場も安い(2日間で800円でした)、博多駅に比べると駅が小さい・人が少ない(息子も自由に動ける!)などの理由で鳥栖駅にしました。[👉️鳥栖駅立体駐車場 ※乗車券で割引あり] 

駅のホームから他の電車や物音が聞こえ、改札の向こう側に行きたくてそわそわ。私と改札口を行ったり来たり、駅員さんからも挨拶をしてくれたり、優しく改札口の通り方を教えてもらいました。改札を抜けると開放感が出たらしく、反対方向に一直線に走っていきました(笑)

D&S TRAINS ISLANDと鳥栖駅

どの列車に乗るか考え中

エレベーターに乗って木造通路を渡ってホームへ。
他の列車が行き来する中、乗らない列車にも手を振ったり飛び跳ねたり。待ち時間もワクワク(私はハラハラ)。ついに目的の「ゆふいんの森」が静かに姿を表しました。遠くからでも分かる綺麗な緑色。ホームに入ってくる際の「トゥルルルルル~」の音とともにだんだんと大きくなる列車に声も出ない様子。先ほどまでの飛び跳ねてた子どもたちが立ち尽くす。ぐっと集中して列車の動きを見ていたのが印象的でした。

ホームに入ってくるゆふいんの森

待ちに待った「ゆふいんの森」がホームへ

親は子どもにいろいろな経験をさせてあげたいと思います。
集中している時に声をかけたり、こっちが良いよと選択肢を狭めたりせず、ただ自分たちも楽しみながら子どもたちが見て聞いて触って楽しんでいる姿を見守るだけで充分だな~と思う瞬間でした。

列車が到着してから、いざ乗り込みます!私まで初めての観光列車経験だったので、少しどきどきしました♡子どもたちの気持ちが映ったみたいでした。
車内は少し狭く古い感じでそれが別世界のようでした。移動中にPC作業をしようと思っていましたが、電源はなく断念。現代社会に慣れきった頭が少しバグります(笑)車内には座席の上部に荷物置き、前席に荷物入れ、サイドから出すテーブルのみ。
列車がアイドリングからアクセルを入れた瞬間に「ガルルルルル!」と力強く唸りをあげ、出発の合図から徐々に動き出します。さあ、旅の始まりです!

座席に行く通路、荷物を置いて座った瞬間の子どもたちの笑顔で私も癒されます。興奮気味の子どもたちと事前に予約していたお弁当をビュッフェカウンターに取りに行きお昼ごはんです。親子4人いるからとりあえず全3種のお弁当を食べます。
(👉️ゆふいんの森 食旅
柔らかいおおいた和牛をビールとともに一口。次の瞬間、娘から弁当を代えてほしいと言われて泣く泣く交換しましたが、お煮しめや漬物も美味しくいただきました!

ビュッフェの隣のサロンスペースで写真を撮りたかったけど、5人ほど座っていて断念。座るスペースは6人程度です。帰りの列車ではゆっくり座れたので隣の親子連れ(ママと6歳くらいの息子さん)に話しかけてみましたが。。。
なんとアメリカ人で日本語が通じませんでした。ハワイから来られたそのママさんは、見た目が日本人。完全に日本人と思い込んで話しかけました。日本もいろいろな国の方が増えたな~と思いながらつたない英語で楽しい時間を過ごせました♪

ゆふいんの森のサロンスペース

サロンスペースにて

予約方法・席の取り方

【予約のポイント】

  • 全席指定。事前予約が必須
  • きっぷ発売は乗車1ヶ月前の午前10:00/さらに1週間前から事前予約(自動手配)も可能
  • 人気列車で週末はすぐ満席。早めの予約が安心
  • 「特急ゆふいんの森」と「特急ゆふ」は別列車。間違い注意
  • 発券は最寄り駅で。予約時のクレジットカードが必要/乗車前に必ず発券
  • 座席は景色重視ならC/D側、子連れなら通常シート(回転します)

観光列車の本を読んだその週末、予定が空いていたので予約できないかインターネットで調べてみましたが、、、1ヶ月間すべての週末は埋まっていました。
きっぷの正式な発売日は「乗車日の1ヶ月前の午前10:00」ですが、ネット予約ではさらにその1週間前の午前10:00から予約の「下書き(自動手配の予約)」を入れておくことができます。(👉️JR九州 便利なサービス
このサービスを使って無事に乗車券を取れました。これも初めてだったので、実際に乗車券が取れるまではドキドキしていました。人気列車だからこの事前予約サービスを利用していても、1日ズレていたら席は取れていなかったかもしれません。

JR九州 インターネット列車予約で日付などを入れて検索すると「特急ゆふいんの森」と「特急ゆふ」の2つが表示されます。本には「ゆふいんの森」と書いてあるのに、いざ予約しようとすると満席で取れない。一方「特急ゆふ」は空いている。
「同じ列車だろう」と思い込んで、うっかり「特急ゆふ」を予約しそうになりました(笑)
いざ予約決定の画面まできてやっぱり違うかもと思い、AIに確認すると別列車だと判明。ぎりぎりセーフでした。
(「特急ゆふいんの森」と「特急ゆふ」の違いはAIに聞いてみてください。丁寧に教えてくれます。)
 
乗車券は最寄りの駅で発券しました。注意点は、
①発券時は、ネット予約した時に登録したクレジットカードがいること
②乗車前に必ず発券していること(発券していないと乗れない)

座席は、ボックスシートが良かったけどすぐ埋まってどの週末も取れません。諦めて通常シート(A/B/C/D)のA/Bを取りましたが、景色を楽しみたい方はC/D側の席が良いと思います。ボックスシートを見学に行きましたが、真ん中にテーブルがありました。子どもが座席を行き来するようであれば、通常シートの方が使いやすいかなと思います。(座席は回転します♪)

ゆふいんの森の座席

とにかく人気列車なので、早めの予約が安心でした。

子連れ目線:トイレ・車内販売・ぐずり対策

【子連れのポイント】

  • トイレは乗車前に駅で済ませると安心(車内は揺れます)
  • 乗車時間は約3時間
  • ぐずり対策=お弁当の受け取り・車内販売のおもちゃ・車掌さん衣装で写真・外の景色

子連れでいちばん気になるのが、トイレと「ぐずったらどうしよう」問題。
移動中の揺れの中でトイレをしたことがなく娘本人は不安そうでしたが、乗車前に駅で済ませていたので乗車中にトイレに行くことはありませんでした。息子もおむつ交換することもなく終点までもちました。
乗車時間は約3時間。往路は乗車の興奮や音や町並みで満足し、そろそろ飽きてきたかな~のタイミングでお弁当の受取でビュッフェへ。(こちらも事前予約できましたが、鳥栖から乗ってもその場で買えそうでした。)揺れる列車の中での移動。これだけで冒険!!兄弟仲良く協力してビュッフェまで行きました。お弁当を食べ、ビュッフェで買ったおもちゃで遊び、外の景色(働く車や他の電車など)に興奮し、そして子ども向け車掌さん衣装を貸して頂き写真撮影するなどして、なんとかぐずることなく到着しました。

別府温泉 杉乃井ホテルに泊まってみた

別府に着いて向かったのは、大きな温泉ホテル「杉乃井ホテル」。決め手はプール。今までは温泉目的だったけど、今回は子どもが楽しめるホテルで検索し、大きいプールがあったのでここに決めました。また食事の場所は広いダイニングだったので、小さい子がいても周りを気にせず食事を楽しめます◎

ホテルについてからは、
荷物をロッカーに預けてすぐプール(プールは2箇所あり、夏季限定の「アクアビート」利用)へ。
→プール後にチェックイン(チェックイン可能時間15:00 ~ 19:00)
→部屋で少し休憩して、「棚湯」へ
→同じ棟にある「ワールドダイニング シーダパレス」でそのまま晩ご飯
→ゲームセンターで遊んで、プロジェクションマッピングを見て部屋へ

食事のときだけ少し待ちましたが、待ち時間も楽しみに変える工夫がされていてポップコーンを食べたり綿あめを作ったりできました。おかげで子どもたちも走り回らずに済みました(笑)

プール・絶景温泉・バイキングを家族で満喫

<プール「アクアビート」>
子どもたちが大はしゃぎだったのが、屋内外のプール「アクアビート」。全長100mを超えるスライダーが4種類もある“常夏のウォーターパラダイス”で、小さい子向けのキッズプールもあり、家族みんなで楽しめました。娘と息子2人がハマったのが流れるプール。ずっとぷかぷか浮いて流されて、とても気持ちよさそうでした!

杉乃井ホテルのプール アクアビート

<絶景温泉「棚湯」>
杉乃井ホテルの名物といえば露天風呂「棚湯(たなゆ)」。棚田のように5段に広がった湯船から、目の前に別府湾と街並みが広がります。晴れた日には遠く四国まで見えることもあるそうで、開放感は格別でした。今回の目的がプールだったので温泉のことを調べずに行きましたが、予想を超える素敵な温泉でした。温泉好きの私も今までの中のTOP3に入る温泉だな~ととても大満足でした!
子どもたちも棚湯を温泉プールの感覚で、「音の湯」では声も出さずまんべんなく堪能していました。

杉乃井ホテルの棚湯からの眺め,絶景

<バイキング「シーダパレス」>
夕食はワールドダイニング「シーダパレス」のビュッフェ。洋食・中華を中心に世界各国の料理がそろい、石窯で焼く本格ナポリピッツァや、店内を彩る巨大水槽も子どもたちに大好評でした。キッズメニューもあり、好きなものを自分で選んで取る=”自分でできる”ことが息子にとって一番嬉しかったようです。ご飯が落ち着くと席を立って脱走!水槽のところでずっと魚をながめていました。

シーダパレスのバイキング料理

👉 アクアビート棚湯シーダパレス(いずれも公式サイト)

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【杉乃井ホテルで知っておくと安心】

  • プールのスライダーは身長120cm以上が目安(2歳は水遊び用パンツで入場無料・スライダー不可)
  • 温泉「棚湯」は7歳以上だと男女別
  • プール「アクアビート」は夏季限定(2026年は4/25〜9/30予定)。時間は時期で変動
  • プールは宿泊者なら無料

お部屋・バイキングの子連れ目線

別府温泉 杉乃井ホテルはとにかく広いので、プールに近いとネットで読んだ「虹館」に宿泊しました。ここは宿泊のみの館でお風呂や食事は移動が必要です。大人2人、子ども2人でカジュアルツインルーム。ほぼ寝るだけだったので充分な広さでしたが、ゆっくり部屋で過ごされる方は別の館でも◎クロスなどは張り替えたばかりかなと思うくらい綺麗でした。予約後に部屋の写真を娘と見ているとロフトルームが出てきて、娘が「ここに泊まりたい!」と。次回のお楽しみに♪
お風呂と食事のために移動することは面倒で、雨も振ったので息子を抱っこして傘をさすのは大変でした。親としては次回は「宙館」か「星館」へ泊まりたいです。

2才の息子のためにお食事セットを持っていきましたが、何も必要なかったです。すべて必要なものは整えられていました。手ぶらで食事に行けるのは本当にありがたいです。

子連れで行くときの持ち物・注意点

【持ち物のポイント】

  • 子どもの遊び道具(ミニカー・本数冊・トイカメラなど)
  • 水筒は人数分だと重い。半分くらいに
  • 荷物は基本スーツケースにまとめる(カゴバッグは手荷物置き・移動に不向き)
  • プール用品・浮き輪は別バッグ。着替えはプール用とお風呂後で1セットずつ分けると便利

実際に行ってみて「持っていってよかった」「あればよかった」と思ったものをまとめます。

  • 2才の息子は”働く乗り物”と”恐竜”が好きなので、小さいミニカーなどを持っていきました。車内で列車のおもちゃを買ったのでほぼそれで遊んでいましたが・・・
    7才の娘とはYouTuber風に動画を撮って遊びましたが、本が数冊あっても良かったかもと思いました。トイカメラも良いですね。
  • 家族全員分の水筒を持っていきましたが、重かったので次回は半分ずつにします。すぐ取り出せるようにカゴバックに入れていきましたが、座席上の手荷物置き場には不向き🆖。移動中のベビーカーにも不向き🆖。
  • プール用品は男女別にバックに入れて準備し、浮き輪なども別バックへ。プールへ行くときは良かったけどそれ以外の移動時にはスーツケースにまとめておけば良かったと思いました。
  • 着替えは、プールごとお風呂後で1セットずつ別々のバックに用意していて使い勝手が良かったです。
レトロな鳥栖駅,

日常の移動が車なので気づかなかったけど、バッグや荷物のまとめ方に工夫をした方が良かったなと反省。
7才の娘にはアナ雪の小さめキャリーケースを持ってきてもらったけど、もう大人用のスーツケースでも良さそうでした。
去年までは喜んで持ち歩いたキャリーケース。少しお姉ちゃんになったのが分かった旅でした♪

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まとめ:子連れでも、電車の温泉旅行は楽しめた

杉乃井ホテルのバルーンアートでお出迎え

カラフルなバルーンアートでお出迎え♡

息子が図書館から借りてきた1冊の本から始まった、ある週末の家族旅行。
「観光列車に乗るぞー!」の掛け声とともに計画がスタートし、娘も息子も私も乗る日を楽しみに日々を過ごしました。ちょっとした刺激やお楽しみが日常に彩りと親子の会話を増やしてくれました。
ゆふいんの森も杉乃井ホテルも、その道中も子どもたちにとって最高の思い出になりました。大人だけで行く旅行とは違って時間や手間がかかるけど、たくさんの笑顔と旅行中に出会った方々との挨拶や会話は可愛い子どもたちがいるおかげでした。

プールは宿泊者なら無料で利用ができ、まだ息子は2才なので運賃やホテル代もかかりませんでした。全体の費用は10万円ほどで、週末がフル稼働で体力も要りますが、非日常の時間をぎゅっと短縮して味わえました。「次回はどこへ行こうか。また図書館に本を探しに行こうね!」と話しています。
「子連れだから…」とあきらめずに、ぜひ挑戦してみてほしいです。

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